CAD

SketchUp について。

スケッチアップのDXFプラグイン「FreeDXF」を日本語版に改造しました。修正しながら使っていましたが、安定してきたので公開します。

なお、このプラグインを使用しての損害・苦情などは受け付けませんのでご了承願います。

SketchUp Make 2015 64ビット版での動作確認はしています。

ダウンロードはこちら。

インストール方法はこちら。

 読込にあたっての注意事項

Shift-JISSJIS)で記述されたDXFデータは問答無用ではじかれます。(無反応となります。)よって、対象となるDXFデータを一旦「サクラエディタ」(フリーソフト)などで読み込んでおいて、文字コードセットを「UTF-8」に変更して保存してください。JW-CADなどの国産CADや古いその他の国産CADは概ねShift-JISDXFです。出力オプションで文字コードセットの変更ができるのであれば、「UTF-8」を指定してください。

それでも物によっては、レイヤ名だけUTF-8になっていてデータ内の文字列はShift-JISのままだったり、その逆だったりすることもあります。

詳細はこちらを参照してください。

このプラグインは「FreeDXF-0.57」を改造したものです。よって、動作がオリジナルのものとは若干変わっています。メニュー画面は日本語化しています。

変更した所は以下のとおりです。

・ 単純なデータ構造に限りますが2D・3Dどちらでも読込可能です。3Dは3Dとして読み込みます。

・ 日本語ファイル名、フォルダ名でも読み込み可能です。

・ 文字列に日本語が入っていても読み込めます。

・ 日本語レイヤ名も通ります。

 旧版スケッチアップではどうなるかは未確認です。

使用方法など詳細についてはこちら。

ラスタベクタ変換

極稀に(年に一回あるかないか)必要なときがあります。業界ではカッコつけて「ラスベク」って言ってますね。

TurboCAD V5までは標準装備の機能でした。先日どうしてもこれが必要になりまして、XPマシンにインストールしました。

使って思い出しました。確度が非常に悪い。そうだそうだ、あまりにヒドいんで使わなくなったんだ。忘れてました。

なんかエエものないかなと探しましたら、ありました。

Win TOPO

フリー版とシェアウェア版があります。フリー版を試用してみましたが、これがなかなか確度がいいです。

詳しい使用方法はこちらのサイトを参照して下さい。海外ソフトなので、こういうサイトはありがたいです。

ラスタベクタ変換を頻繁に使用する業務って今時そんなにないと思いますが、探している方は参考にしてください。

本格的なものが必要であればフォトロン社の「頭脳RVコンバータ」が良さそうですね。日本語OCR機能も装備しているようです。

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こういった特殊用途のソフト探索や使用法はネットで検索しますが、必ず「質問サイト」が引っかかります。

見てみれば、大変丁寧な回答者もいればトンチンカンな回答を掲示している人もいますね。

中でもヒドいのは、「ググれ、カス」で終わっている人。こういうのを見ると質問なんか絶対したくありません。

顔も身元もわからなければ、何言ってもかまわないという低レベルな人種ですね。情けない。

私がブログとかツイッターとか全く興味がないのは、実はこのへんが理由なんです。見ず知らずの人に暴言吐かれるほど嫌なものはないですから。

 

MTCADについて。

汎用2次元CADの「MTCAD」は、Windows95からWindows7 64bitまでほぼ問題なく作動します。

2次元CADに必要なコマンドはほとんど揃っており、測量図面を作成するCADとしてはこれより良いものは見たことありません。

当初、シェアウェアでしたが、開発更新終了後しばらくしてフリー化したようです。

http://mtcad.jp/index.html

当方にオリジナルインストールプログラムも登録用シリアルもありますが、勝手に公開してよいものかどうか不明なので、

上記URLから入手してください。

測量図面に関する部品を大量に作成しましたので、これを廃棄しがたいのと、ビッグサイズのデータでもスカスカ動く軽快さが捨てられず、

今でも現役です。CAD5種類ほど使っていますが2次元CADについてはこれを上回るものは見たことありません。

とにかくどれも遅くて重いものばかり。10ha程度の1/500実測平面図を再描画するだけで1分以上かかるCADがザラにあります。

MTCADなら数秒です。

MTCADの良い点

・動作するWindowsのバージョンが多いです。今更Windows98なんぞ使われる方はいないと思いますが、

Windows7 64bitでも普通に動くのは奇跡的です。ひょっとしたら、Windows8.1でも動くかも。

・とにかく軽いです。他のどのCADよりも高速です。内部データベースの設計の良さが効いているのでしょう。

・蛇足的コマンドがほとんどない。某有名CADは英語直訳意味不明コマンドてんこ盛りでワケわかりません。

・文字列に関する操作方法が多いです。一括検索置換が出来たり、集計エクスポートができたりと大変便利です。

・部品のリニア配置が便利。地形記号の線上配置はこれを使います。配置間隔、オフセットなど細かい設定も可能。

・インストールファイルが大変小さい。フロッピー1枚(今どきないか。)に入ります。

・その気になればコマンド作れます。C言語の素養があればですが。

悪い点

・画面上の縦方向(垂直の線分)数学角度で言うところの90度より僅かに傾いた線分のスナップが非常に悪いです。これが一番の欠点。

・他形式のインポートがとても少ない。SXFなんか入出力できません。設計が古いから仕方ない。

DXFのバージョンが古い。これも仕方ありません。

bmpjpgデータや、デフォルト以外の色をカラーで印刷するときは、背景を「白」にしておかないと印刷できません。

nvidia系のビデオカードとの相性が若干悪いです。目一杯拡大すると表示がおかしくなります。データ上は問題ありません。

Windows7系で動かすと、データの保存オープンに若干時間がかかります。メモリーの使い方の問題かもしれません。

・印刷の設定情報が保持されません。常にデフォルトに戻ります。毎度毎度設定しないといけません。

・ファイルの選択画面が小さくて古くさくて使いにくい。

・レイヤ数が256個しか使えない。ま、測量データでそんなに使うことは生涯ないと思います。

Windows7で使用する場合の注意点

・管理者権限でオープンしないと、コマンドのカスタマイズが反映されません。一度やっておけば次回からは必要ありません。

プログラムを選択し、右クリックで出てくるメニューの中から「管理者権限で・・・」を選んで実行する。

・先に書きましたが、データの保存展開が遅くなります。

当サイトでダウンロード可能です。



7年間使っていたCPUとマザーとメモリーを交換しました。

ASUS P5WD2 PentiumD 3.4G、それにRADEON HD4350 512MBを乗せてXP32ビットを動かしておりましたが、

ここ最近電源落とすたびにBIOSがリセットされるようになりました。

バックアップ用ボタン電池を交換してもダメ。

こりゃマザーボードの寿命が近いということで、痛い目に遭わない前に交換してしまえ、ということになりました。

機材選定にあたっては、値段も落ち着いたi5 760 2.8Gあたりを候補としておりましたが、ちょうどSandy Bridge

発売されることになってましたので、価格を比較しました。

ASUS P8H67-M に i5 3.1G DDR3-1333 2GB×2 と i5 760 2.8Gを使う場合のセットを比較したところ、

なんと価格差は¥3,000−!!!

こりゃ最新のものにしたほうが賢いに決まっている。

CPUに内蔵されたHDグラフィックの下馬評もまぁまぁよさそうなので、GPUボードは購入せず組み上げました。

XPはIEのバージョンを「6」に落として、上書きインストール。これで大量のアプリ再インストールは回避できました。

*IEのバージョンを「6」に落とさないと、アクチべーションでこけます。はっきりした理由は不明。

ASUS P8H67-M は、¥13,000程度の比較的安いボードです。

 

選んだ理由は、

 

IDEインターフェイスが1つ付いている。これで、今使っているDVDスーパーマルチドライブが使えます。

RS232Cポートが一つ付いている。マザー上のコネクタなので、D−SUBへの変換ケーブルが必要。古いマザーのものを引用します。

HDグラフィックを試しに使える。

 

と、いったところです。

 

ただし、このマザーにはUSB3.0のポートはついていません。ま、対応機器も無いし当面使うつもりもないのでよしとする。

どのメーカーもそうですが、いまどきのマザーはFDのインターフェイスはついていません。これも滅多に使わないし、USB

のドライブがあるので、OKです。

 

で、肝心の使用感です。

 

BIOS画面でマウスが使えます。というか、マウスが無いとやたら使いにくい。画面デザインがかっこよい。

ここでGPUも含めて動作クロックを「自動」にしておくと、負荷に応じて上下します。

OSの起動が3割程度速くなりました。

あたりまえですがCAD系アプリがすごく速く動き出しました。

CPU、マザーの温度がすごく低いです。

アイドル時は室温より上がることはありません。効率がいいんですね。

電源は450Wなんですが、よっぽどの電気喰いまくりGPUを付けないかぎり、容量はこの程度で全然OKです。

レンダリングしてぐりぐり回しても35°以上上がりません。これまではすぐに60°越えてたんで

これからはドキドキしながら使わなくてもよさそうです。

ベンチマーク値比較は他サイトに山ほどありますから検索してください。

GPUは、HD4350より倍程度速いです。

いまどきの¥10,000程度のGPUボードにすれば、劇的に速くなりそうです。

私は3Dゲームなんぞやりませんが、3DCADはそれに勝るパワーと安定性が必要です。

いくら速くても、

「あ、コケた」

ちゅうのは、洒落になりません。

まぁ、巷の下馬評見ながらボチボチ考えることとしましょう。

 

CDやDVDの簡易ケース(通称CDパンツ)の作り方。

 

「ちょっと、あの現場のあのデータをズバッとコピーして持ってきて〜」

 

顧客からこのように依頼されイソイソと持っていくことはよくあります。

別に正規の成果品じゃないんで、プラケースやソフトケースなんか要らないんですが、

すっぽんぽんで持っていくのも気が引けるのでそれなりなケースに入れていきます。

どうせ使ったらあとはポイだからもったいないですね。

で、ミスコピーしたような差し障りのないA4コピー用紙で手軽に作ってしまいましょう。

1.まずA4の要らなくなった用紙を用意します。

2.辺の長い方を二つ折りします。

3.開きます。

4.どちら側でも良いので、真ん中の折り目に合わせて片方だけ折ります。

5.今度は反対側の辺を下の写真のように長辺に合わせて折ります。

6.今折った側の三角部の頂点を対面の角に合わせて折ります。

7.で、上の写真で見るところの右側のペロペロ部を下の写真のように折って出来上がり。

8.CD、DVDが綺麗に収まります。抜け落ち防止にセロテープや糊でちょこっと貼っておけばバッチリです。

  A3を二つ折りにして同様に折れば、二重になりますので郵送時のキズ防止の足しになります。

  これで配布用のケースをわざわざ購入しなくてもすみますし、なにげにエコですね。

TurboCAD V15 Professionalが発売されました。

非力ながらも3DCAD機能を装備した、安価な2D/3DCAD TurboCADがバージョンアップされました。

早速購入(バージョンアップ)して、まずは新機能の「地形」作成を試してみました。

フィールドワークスで作成したDXFをそのまま読み込んで・・・あれ?コケました。

再度挑戦。なにやら「未知のエラー・・」などというエラーメッセージが・・・

何度やってもダメなんで、ウチにあるいろんなCADから出力したDXFを読み込もうとしましたが、

やっぱりだめです。大家本元のDXF、DWGもダメ。

PCを再起動してもやっぱりダメ。

おかしいな??いろいろ考えたあげく思いついたのが、「OPEN GL」

ひょっとして、デフォルトでソフトウェア制御になっているんじゃないかと思い、探しまくっていると、

見つけました。やっぱりそうでした。

で、これをハードウェアを使用するようにセットすると・・・・

やっとまともに動き出しました。

コンタ生成、レンダリング、回転、いろいろやってみました。

さすがに重いです。以前のバージョンよりさらに重くなりました。

今時のマザーにそれなりのCPUとそれなりのビデオカードが必要ですね。

メモリーもバカスカ食うようで、3GBごときではかなりしんどい。

しかし、このソフトは64bit非対応。非現実的な巨大メモリも操れる64bitOSでは動きません。

当然ながら3GBオーバーのメモリーは増やしても無駄です。

やっぱり、3DCADを本格的に運用するには、それなりのOSとそれなりのソフトとそれなりのPCが必要なんです。

まぁそれ以上に、使いこなすスキルが必要なんですが・・・

DXFの交換がうまくいかないときは?

AutoDesk社のオープンテキストフォーマットのDXFやDWGを使って、他のCADとの

データ交換はなかなかうまく行きません。文字が大きくなったり小さくなったり、ポリライン

が単線分になってしまったりと、いろいろ不具合が出て頭抱える人は私だけでは無いと

思います。DXFやDWGの内容をある程度理解していればなんとか解決の糸口も見つか

りますが、一般的にこれを理解している人は少ないと思います。

そこで、こんなときは武藤工業のReVPS を使ってみてはいかかでしょう?

¥98,000とやや高価ですが、その価値はあります。ReVPSはDXFやDWGファイル

のメンテナンスユーティリティプログラムで、自社の使用しているCADに最も合ったファイル

を生成することができます。1部破壊されたファイルもある程度修復してくれます。

他に同類のプログラムは見たことがありません。CADユーザのみなさんに是非おすすめ

いたします。

また、DXFを勉強してみたい方は「日経BP」から出ている「新・DXFリファレンスガイド」が

お勧めです。税別¥3900ですので、1社に1冊置いておいても損はありません。

 武藤工業さんHPへはこちらです。

現在Ver6ですが、あいかわらず容量の大きい(DWG32MB程度)ファイルを読み込みできません。

地形図のデータは、DXFベースで100MB超える容量はざらなんで、なんとかしてほしいです。

MTCAD V2.5b という古い二次元CADをまだ現役で使っています。

2000年半ばに最終バージョンを発表後、ずーっと更新されていない二次元CADです。

余計な機能はありませんが、測量図面を作成するには十分な機能を持っています。

なにより、動きが超高速。DXFに出力すると200MBを越えるような巨大データでもスカスカ動きます。

当時作者の竹内氏とメールで結構頻繁にやりとりさせていただき、かなり改良していただきました。

DXFの出力がいかんせん旧式(R12相当)なので、最近不便を感じていますがあの軽快さは捨て切れません。

当初は確か¥4300くらいのシェアウェアだったと思いますが、どうも最近フリー化したようです。

このHPで公開配布してもいいのかどうか。???

平面図の構造記号配置に欠かせないリニア及びエリアによる任意パーツの配置が可能で、

規定どおりの記号でも、旧来の記号でも部品さえ造っておけば、どうにでもなります。(大量に造りました)

公共座標もそのまま扱え(XY座標を逆転して読み書き)、CAD上での大量の座標拾いもちょっとした作業で、結構

簡単に出来ます。(文字列カウント機能を応用)

図面上の文字列検索機能が強力。

たとえば、ある特定の文字を含む文字列だけを抽出してサイズ、フォント、文字置換などを一気にできます。

サイズ指定等の数字列入力ダイアログボックスでは、加減乗除の演算子を入力すれば、ちゃんと計算された数値が

入力されています。たとえば、「100*0.5」と入れると、50を入力したことになります。

要素属性の一括変換も実に便利。たとえば、レイヤ「10」の円弧で青色の要素をレイヤ「12」へ点線に変更しかつ赤にする、

などということが、いとも簡単にできます。

難点もあります。

垂直方向(数学的角度で言えば90°方向)よりちょっとだけずれた線分はなかなかスナップしてくれません。

「これはバグだろうな」と思って、修正してもらいたかったのですが、タッチの差でHPが閉鎖されてしまいました。

当時、MTCAD 3DCAD版の構想も竹内氏にはあったようで、重ね重ね残念。

スケッチアップを試す。

スケッチアップの無料版を使ってみました。

このソフト、3DのDXFデータを読み込めるんですね。ただし、文字列は弾かれます。表示しません。

簡易とはいえ、一応3Dモデラーなんで例によって重いのかなと思いきや、結構軽い。

斜面面積も計測できるし、斜長も計測できる。レンダリングもどきのこともできる。

見て楽しむくらいかなと思いますが、有料バージョンは¥78000くらいしますんで、それなりに使える機能があるのかな?

なんか、V6に続くV7バージョンがそろそろ出るらしいので、その内容がちょっと気になります。

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